笛太鼓育楽
児童向け

和楽器「しの笛と太鼓」を、主に小学児童向けに新しい
取り組みとして指導して、「ササ・ら ! 」を主宰しています
従来の古典的な囃子や組太鼓とは少々異なる感覚で、小学児童にとって
たやすく楽しめる和楽を指導。

これまでの活動で、日本の田楽の中でも屈指の評価を受けながらも40年
間途絶えていた注目の古典芸能「王子田楽(でんがく)」を、活動の中心と
なって復興を果たせました。

・東京都北区文化奨励賞受賞
・第20回伝統文化ポーラ地域賞( 団体 ) 受賞
...■ 祭り・行事...王子田楽衆(王子田楽の復興・伝承)/東京都

その過程で、小学児童が違和感無く古典芸能の理解へ向かえるための、しの笛と
太鼓による音楽の新しい取り組みの必要を模索実践してきました。
地域の少子化にともない平成25年以降、当校の「鼓(こ)っ子クラブ」は廃止となりました。 それに代わり、地域の伝統芸土壌の創造を目途として、隣接の王子稲荷神社の古伝承「きつね」を 題材に、「きつね踊り」を創作、王子王子第二小学校のご理解と協力のもと、折に触れ、児童にこの 踊りを指導しつつ、折にふれ王子田楽への関心を持てる環境つくりに励んでいます。

平成12年2000には、指導中の北区立王子第二小学校での
「鼓(こ)っ子クラブ」の飯塚 寛君が東京都教育委員会から

「伝統文化(王子田楽)の継承」ということで
個人表彰されました。

都庁での表彰の前、寛くんは並み居る全都から集まった受彰者らの
前で、一人で装束姿で田楽を笛を吹きながら躍り喝采を得ました。

平成18年2月4日には、指導中の北区立王子第二小学校での
「鼓(こ)っ子クラブ」が

東京都教育委員会伝統文化継承部門で団体表彰されました。



2004年2月二の午祭(王子稲荷神社)江戸ばやし会「さくら王子」設立初演


王子装束稲荷の狐の行列「王子きつね都おどり・どですかでん」。
(平成19.12.31、「除夜詣、白狐の行列」初演と取り組み)


ここに記したは、平成10〜20年の記録です。
文科省のゆとり教育廃止の影響でこのような文化活動ができなくなり、以後はもっぱら、 王子田楽芸能の底辺作りに特化した活動に入りました。平成25年以降は、地元の伝承である きつね、に着目し、「きつね踊り」を考案。この芸能の取り組みの楽しさの中から、芸能としての 王子田楽に近づける環境を造っています。
「きつね踊り」 youtube ←はこちらから

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